小児矯正の流れ
Flow of correction
小児矯正の流れFLOW OF PEDIATRIC ORTHODONTIC
第1期矯正の場合
歯列状況に合わせて小児専用の矯正装置を使用
拡大床やリンガルアーチといった、アゴの拡大や歯のねじれを矯正する装置を使用します。
正中口蓋縫合部から拡大するため、梨状口の拡大につながる。その結果鼻の通りが良くなることもあります。
その他、反対咬合(受け口)の改善などもこの時期から治療を行います。
第2期矯正の場合
精密検査、診査・診断を重視した矯正治療
まず、問診、口腔内外写真、歯周病の検査を行い治療方法の説明を行います。
必要に応じて、精密検査 スキャニング、フェイス防トランスファー、咬合採得、セファロレントゲン、CTなど精密検査を行います。
次に、診断・治療計画 歯並びや口元のバランスについてシミュレーションを行い治療計画を立案した結果をお伝えし納得いただければ治療開始となります。
治療後は、保定期間に入り、後戻りがないように一定期間、保定を行います。
田中矯正歯科の矯正治療FEATURES
田中矯正歯科 おとな こども歯科・矯正歯科部門では、以下の流れで歯列矯正を行なっています。
1.Safe(安全)
歯科用CTを導入にし、顎関節の位置および形態が正常かどうかを事前に精密検査してから治療に入ります。
歯槽骨内に歯があることを確認した上で治療計画を立案し、治療していきます。
矯正治療に用いるプライヤー、歯を削るタービンなども殺菌処理を行っています。
熱と気圧による殺菌ができない器具、錆びやすい器具でも、大学病院などの大きな施設で手術器具を消毒する際にも使用されているガス滅菌にて滅菌し、安全な状態で治療を行います。
2.Small(低侵襲)
上段のような頬粘膜や口唇に口内炎ができやすいループが入ったワイヤーは使用せず、下段のシンプルなストレート・ワイヤーを使用し、患者さんの負担が少なくなるよう配慮しています。
また、ヘッドギヤーやチンキャップなどの顎外装置は使用しません。
顎間ゴム、マイクロ・インプラントも極力使用しません。
複雑なワイヤーは使用しません
シンプルなワイヤーを採用
3.Save(治療費の保全)
「より安全に」「より正確に」「より早く」を心がけ歯列矯正を行っています。
万が一、治療期間が伸びた場合でもブラケットによる矯正歯科治療が3年以上の方は、毎回の調整料はいただきません。
4.Single Treatment Goal(共通の治療目標)
当医院では、横顔のシミュレーションと治療後の歯並び噛み合わせを予測シミュレーションし治療前に提示します。
写真は、左が治療前、右が治療後の予測になります。
下の写真は、顎の関節が正しい位置で付着された治療前の模型です。
下の写真は、治療前に製作した治療後の予測模型です。理想的な歯並びと噛み合わせで配列されています。
治療前に治療後の予測模型を製作し、理想的な歯並びと噛み合わせを矯正歯科医師と患者様との共通のゴール設定として、治療を進めていきます。
さらに、共通のゴールを達成するために、患者様1歯ずつ精密なブラケットを作成し、矯正歯科治療を開始していきます。
院長オリジナルの歯列矯正方法
この歯列矯正方法は、1998年に院長が日本矯正歯科学会雑誌 Vol.57 No.4、に投稿した論文に基づいた院長独自の歯列矯正方法になります。
目立たないマウスピース(インビザライン)矯正にも対応
当院では、目立たないマウスピース(インビザライン)矯正も導入しています。
患者さまの歯列矯正の治療方針によって、矯正に必要な器具や使用できる器具も異なりますが可能な範囲で目立ちにくいマウスピース矯正などを使う事も可能です。