訪問歯科について
Visiting dentistry
訪問歯科診療についてVISITING DENTISTRY
訪問歯科診療について
「高齢で体の自由がきかない」「身体的または精神的な障害がある」「歯科がいない病院に入院している」などの理由により、歯科医院への来院・通院が困難な方のもとへ歯科医師・歯科衛生士が直接伺い 診察・治療・口腔ケアを行うものです。
訪問歯科診療用に開発された持ち運び可能な専用器材を使うので、通院するのとほとんど変わらない診療がご提供できます。
入れ歯作りから口腔ケアまで♪
通院困難な方の訴えをくみ取って虫歯や歯周病などの治療、入れ歯の作成・修理、口腔ケアなどに対応しています。
また、口腔機能のリハビリテーションも行い利用者様の体力に合わせて無理のないように進めていきます。
自宅で治療を
受けれることのメリット♪
患者様が通院しなくてもいい!と、いうことにとどまらず、例えば入れ歯を作った場合は歯科医が直接利用者の食生活の場面を見ることで、きめ細かく調整できます。
通院困難な方の生活や介護の状況も理解しやすくなるのでより適切な口腔ケアを提案することが可能になります。
会いに行く歯医者さんにお任せください!
治療内容
訪問歯科専用の器材を使って治療を行うので医院に通院して受ける治療と、ほぼ同じ内容で受ける事ができます。
むし歯・歯周病などの治療,義歯の炸裂・調節・歯科検診などはもちろん、口腔内を清掃する 「気質的口腔ケア」と口腔機能を維持・回復させるための「機能的口腔ケア」も行ってます。
歯の治療だけではなくお口全体の健康維持にもご利用できます。
対象となる方
- 高齢者の方や認知症の方
- 総合失調症・脳梗塞・リウマチ・パーキンソン などの疾患で療養中・リハビリ中の方
- 障害をお持ちの方
- 通院が困難な方
各ご自宅や入居先の施設、病院など 様々な場所へ伺います。
患者様の状態によっては医科の主治医や ケアマネージャーなどとも連携を取り最適な方法で歯科診療・口腔ケアを行います。
費用について
外来(通院)の時と同じように、各種保険をお使いいただけます。
国民健康保険・社会保険
医療費の3割が一部負担金となります。
老人保健
医療費の1 割(または3 割)が一部負担金となります。
一般所得者の医療費負担額上限12,000 円(自己負担金1 割)
一定以上所得者の医療費負担総額上限44,000 円(自己負担金割合3 割)
上限を超えたものについて「償還払い制度」により、市町村から超過分の償還払いを受ける事になります。
障害手帳をお持ちの方
原則、無料です。心身障害者医療費補助制度が適用されます。
『心身障害者医療費助成申請書』を自治体に提出済みの方に限ります。
一部立替払いとなる地域もありますが、その場合は後日、自治体より返金されます。
尚、お住いの地域によっては有償での治療になる場合もございます。
生活保護の方
原則、無料です。医療券請求事務を代行いたします。
介護保険
在宅での「口腔ケア」でご利用いただけ、1 か月の利用回数上限は4 回までとなります。
医療保険と介護保険は同時にご利用いただけます。